全てが魂を表現したアート作品です
「あの人らしい位牌が作りたい」そんなお声に応えます。
位牌の森が目指すのは故人のためにご家族と作家が一緒になって作り上げる世界でたった一つのお位牌です。
位牌の森のお位牌は既成のものから選んでもらうのではなく、ご家族の想いや故人の人生を聞かせて頂きながらどんなお位牌が良いのかを一から考えていきます。ほんの小さなひと言から素敵なアイディアが生まれ、思いもよらないお位牌が出来上がることもあるのです。
ご依頼は滋賀県大津市にある比叡山中腹の工房&ギャラリーではサンプルを直接手にとってご覧いただけますし、遠方の方はメールやお電話でも大丈夫ですのでご興味を持たれましたらまずはご連絡ください。
宗教の枠を越えて人生の記念碑としてのお位牌を作っています。
戒名不要、お墓不要、仏壇不要、散骨、樹木葬など、近年は人生の終い方も自分の意思で決めることができるようになり、位牌の世界にも現代的なモダン位牌の分野が登場してきました。
そして私がこの〝創作位牌〟を作るようになったのも2005年に父を亡くした時、どうしても既存のお位牌に違和感があって、もっと身近でリビングに置けるような父の形見がほしいと思ったのがきっかけでした。
人は命を終えて身体がなくなってからも、家族や友人の心の中ではしっかりと生き続けていて私達の人生を支えてくれているのです。 その意味で〝人は死なないのです〟ならばもっと自由に故人らしさを感じる〝記念碑〟のような位牌があっていいし、むしろその方が自然ではないのか。
そんな思いで2012年にこのサイト「位牌の森」を立ち上げ、共感してくださる方々から支えられながら日々制作をさせていただいております。
ご興味をお持ちになられましたらお電話でもメールでもどうぞご一報ください。
お待ちしております。
位牌を作り始めたキッカケや制作方法の特徴などYOUTUBEで紹介しております
YOUTUBE「三田一之」チャンネルはコチラ
位牌作家
その白さが人肌を感じさせる栃の木で出来た弥勒菩薩。
アフリカ黒檀のシンプルな台座と光輪を備え、現代的なセンスの中にも1400年変わらぬ微笑みをたたえておられます。
製作の方向性は最初にお客様が「たくさんお話を聴いてくれそうな弥勒さまがいい」とおっしゃったのを基軸とし目指したのは本物のレプリカでも信仰の対象としての仏像でもなく、人に近い〝血の通った〟弥勒菩薩でした。
この弥勒さまが処女作としての初々しさを秘めながら時代を越えて輝き続けてくれる事を祈ります。
高さ:28㎝ 材質:栃の木
1959年 | 神戸に生まれる |
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1978年 | 大阪芸術大学美術学科に入学し現代彫刻を学ぶ |
1982年 | 卒業後22歳で難病を発症するも4年間の闘病の末、一夜にして奇跡的に完治した体験から心の重要性と人生の課題を知る |
1993年 | この頃に始めた四角くない額縁アートフレーム製作は多くの書道家に支持されコラボレーションの作品群を生み その経験が現在、戒名など文字のデザインに活かされている |
2005年 | 45歳の時に父を看取り供養として初めて〝位牌〟を作る それがきっかけとなり大学卒業後途絶えていた彫刻作品を制作しながら精神世界への探求を深める |
2011年 | 幾つもの大切な出会いを重ねつつ彫刻作品として位牌の制作を開始 |
2012年 | Webサイト「位牌の森」を立ち上げる |
2014年 | 京都住蓮山安楽寺「ギャラリー花いろ」にて位牌の森 初個展 |
2015年 | 9月 「ギャラリー花いろ」二人展、その後「位牌の森」のリニューアルを機にコンセプトをより明確にして 多くの方々と手を繋ぎ本格的に位牌作家として世に出る |
2016年 | 2月 読売テレビ「情報ネット10」で取り上げられる 12月 「婦人画報」新年号に掲載 |
2017年 | 8月 参加型イベント「こだまちゃんプロジェクト」を開始 9月 芸術祭「あわひ~生と死の間~」を京都安楽寺にて開催 造形、写真、音楽、食など6人のアーティストとともに幽玄の世界を表現する |
2018年 | 〝ご家族の物語をお位牌にします〟をコンセプトに人生の思い出を表現したお位牌を制作 |
2018年 11月 | 日本の古代文字の一つ龍体文字に出会いお守りペンダントの製作を開始 |
2019年 11月 | 滋賀県近江市に鎮座し1200年の歴史ある賀茂神社の御神木千年杉から縄文の宇宙観を現した「お印」を製作 同月 賀茂神社にてひとときあやのさんと「二人展」開催 社の森に祈りの場を開く展示会となる |
2020年 2月 | 故人との思い出の風景を位牌に込めた「思い出の海」が完成 風景彫刻としての位牌の可能性が広がる |
2020年 | コロナ禍で知ったVR(仮想現実)の世界に「バーチャル位牌の森」を作り非接触でいつでもどこからでもお話を聴ける環境を構築 その後、近未来のお墓「夕凪soul museum」を作る計画に着手 |
2021年 | 故人の思い出として3D画像をお位牌に取り込むサービスに着手 |